ギエン

声:戸部 公爾/演:天間 信紘

「未来戦隊タイムレンジャー」に登場した機械歴10年の怪人です

タイムレンジャー本編の敵組織(?)「ロンダーズファミリー」の幹部みたいなポジションにいます


戦闘員ポジションの「ゼニット」も作り出しました




感情が高ぶると顔のパーツが展開し、高笑いをします

2000年にタイムスリップし、金儲けをする目的があるはずのロンダーズファミリーですが、ギエンはお金には興味はなく、重犯罪者を収容しているヘルズゲートという場所から囚人を解放するなど破壊や殺戮を好んでいました

実は、ギエンは元人間で、悲しいエピソードがあります

「未来戦隊タイムレンジャー」Case File.42「破壊の堕天使」を見て頂きますとギエンの過去を知ることができます

                        ↑これが人間だった時の姿です


ギエンは元々、スラム街の廃墟に住む、シャボン玉が好きな優しい心の持ち主でした

『ほらキレイだろ?子供っぽいけど好きなんだ』

住んでいる場所からもわかるように、貧相な生活をしていて、学校にも行った事が無いそうで数を数える事すらままならない程でした(本人曰く、『3から上はちょっと苦手』)


『いち、にー、さん……なな?』


そういった事柄が原因で、血が出るほど殴られるなど周りの人からイジめられていました

↑ドルネロです 声:大友 龍三郎 演:千本松 喜兵衛(人間態)


2990年、ロンダーズファミリーの首領「ドルネロ」が対抗していた組織に瀕死の重傷を負わされ隠れているところをギエンに助けられ、匿われます

ギエンはドルネロを見ても怯えもしなければ、敵意を露わにすることがなく、それについてドルネロは驚いていました

『』

ドルネロの住む世界は、金や欲望が渦巻く悪意に満ちた世界だったので、常に心が安らぐことが無かったのですが、純粋な心の持ち主であるギエンの存在が彼の心の癒しになっていきました

そんなある日、ドルネロを追っていた組織にギエンが瀕死の重傷を負わされました

それでもギエンはドルネロの居場所を誰にも言いませんでした

『どこにいるか誰にも言わなかったよ…ドルネロと一緒にいたいから……さ』

ギエンの「一緒にいたいという」気持ちはドルネロも同じだったので、ドルネロはギエンを改造して生き長らえさせる事にしました

その際、電子頭脳を多く使用した事で、人間であった頃よりも、格段に頭が良くなりました

ですが、これがギエンとドルネロの悲劇の最期へと続くとは誰も知りえなかったでしょう…


電子頭脳を多く使いすぎた為に、手術後から心優しい人間であった頃の人格が崩壊し始めました

『ドルネロ 見てよ 凄いでしょ?嬉しいな 頭の中もスッキリしてるよ』

と、言いシャボン玉を吹き

その直後

『全ては私の思うままになる 私より賢い者がいるか? そうだな?ドルネロ』

と、言いシャボン玉を割るシーンがあるのですがここから2人の運命は最悪なものに変わっていったのでしょう…



タイムレンジャーのストーリーが進むにつれて破壊や殺戮への渇望が増幅し、遂にはドルネロにも見限られてしまいました

ドルネロはギエンを機械の体にしてしまったことを後悔し、自らの手で引導を渡すことにしましたが、やはりギエンを手にかけることはできず、逆にギエンに殺されてしまいます


ドルネロを殺害した後、更に暴走し、ネオ・クライシスという破壊兵器に乗り、衝動の赴くままに破壊活動をし始めました

末期状態のギエンは、子供っぽい喋り方になっていてタイムレンジャーの事を認識することすらできていませんでした


最期は、タイムレンジャーに敗北し、本来の人格が蘇ったのですが


『ドルネロ…どこいっちゃったの…ぼく…おかねかぞえられるようになったよ…いち…にぃ…』


と、もうこの世にはいないドルネロに対して言いながら消滅していきました


ギエンもドルネロもなんとも悲劇的な最期を迎えていて、なんとも皮肉というか切ない展開になってしまいました

ドルネロのギエンと一緒にいたいという純粋な気持ちがどうしてこんな結末になってしまうのか…考えると泣けてきます(泣


泣きながら2人の名前の由来の説明です

ギエンは「円」でドルネロは「ドル」、ゼニットは「銭」です

お金の単位やお金を表す言葉ですね(号泣


ジバコイル

タイプ:電/鋼

種族値:H 70/A 70/B 115/C 130/D 90/S 60

特性:頑丈

性格:図太い

努力値:HBCD 

持ち物:光の粘土

技:ボルトチェンジ、リフレクター、光の壁、毒々


解説

「壁張りサポート型」のジバコイルです

壁を貼り、「ボルトチェンジ」で後続と交代するサポート系を想定しております

耐久ポケモンには「毒々」で対処したいです


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